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日本の叡智
新刊

日本の叡智 (単行本)

「和」の奥深さを知る手引書

単行本

外国人が称賛する日本人の気質や文化、その背景には、私たちも知らなかった「和の精神」がある

著者・編者・話者・翻訳者など 野口 哲英
出版年月日 2023/09/10
ISBN 9784896344622
判型・ページ数 四六・202ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
「この本を読んで、ますます日本が好きになりました。
日本人にも外国人にもぜひ読んで欲しい一冊です。」

駐日サンマリノ共和国特命全権大使 マンリオ カデロ氏

外国人が称賛する日本人の気質や文化、その背景には、私たちも知らなかった「和の精神」がある

なぜ日本人は価格以上のサービスをするのか?
なぜ災害でもパニックにならないのか?
なぜ世界中で和食ブームが起きているのか?
日本人がきれい好きな理由とは? ……etc.


よくある疑問へのわかりやすい回答がこの1冊に!
はじめに

第1章 なぜ日本人は災害でもパニックにならないのか?――和の精神の秘密
大災害でも「和の心」を失わない人々
困ったときは「お互いさま」の助け合い精神
多様性を認め合って共存共栄する「八百万の神」
神話の時代から日本の神々は平和主義
「和」は日本を象徴するキーワード
「神」も「仏」も仲良く共生
「おてんとさまはお見通し」――世間が道徳の規準
気配、気が付く、気働き――「気」に敏感な日本人
心尽し、心意気、心遣い――「心」を大切にする日本人
「主語」がなくても通じ合う「察しの文化」
受けた恩義を忘れない「義理人情」の心意気
「粋」は人情に通じ、「野暮」は人情の機微に通じないこと
日本の将棋は敵の駒も捨てずに生かす
絶妙なチームプレイで五輪のメダルを獲得

第2章 なぜ日本人は価格以上のサービスをするのか? ――見返りより感謝とおもてなしの心
水やお茶がタダで、チップも不要なワケ
「おもてなし」は表裏のない心の表れ
「損して得取れ」「三方よし」――商人の知恵
己の利益確保より信頼関係を優先
「ありがとう」は貴重なものごとへの純粋な感謝
「お陰さま」は見えない陰の存在に感謝
「いただきます」「ごちそうさま」は食材の命と作り手への感謝
「お辞儀」は相手への敬意と感謝のしるし
「すみません」に込められた感謝と配慮
のし袋、ふくさ、風呂敷――感謝を包む心遣い
お手拭き、割りばし、つまようじ――至れり尽くせりの駅弁
お盆にお供えする精霊馬や水の子にも息づく優しいおもてなしの心
「もったいない」は世界共通語

第3章 なぜ日本人は四季の変化を愛するのか? ――無常の美学
季節の営みに育まれた農耕文化
季節の変わり目に厄を祓い、神さまをおもてなしする年中行事
世界一短い詩「俳句」と季節の密接な関係
手紙にも季節感を表す時候のあいさつが不可欠
伝統色を表す約300色の和名
雲、雨も季節によって呼び名が多彩
虫の鳴き声を聞き分ける日本人
自然を迎え入れる「引き」の文化
自然の豊かさを凝縮した盆栽の小宇宙
移ろうものを慈しむ「もののあわれ」の無常観
命も自然の授かりもの――尊厳死・平穏死を望む日本人

第4章 なぜ日本人はきれい好きなのか? ――みそぎの精神
日本人のきれい好きの原点「みそぎ」とは?
伊勢神宮参拝前には海でみそぎをするのがならわし
神社では参拝前に手水舎でみそぎをするのがマナー
湯舟に浸かることは、生き返ること
お風呂好き日本人を象徴する銭湯文化
世界一の温泉大国日本――温泉もみそぎの場だった
けがれも過ちも「水に流す」心意気
なぜ玄関先に塩を盛ったり、相撲の土俵で塩をまくのか?
清掃の起源はけがれをはらう神事に由来
ハーバードの教材にもなった驚異の新幹線清掃
日本人家庭の8割以上に普及している温水洗浄便座
学校の清掃や給食の片付けを生徒がするのは日本だけ
ワールドカップで注目された「立つ鳥跡を濁さず」の精神

第5章 なぜ世界で和食ブームが起きているのか?――世界最長寿の知恵
「和食」はユネスコの世界無形文化遺産
和食は「旬」を生かす知恵の宝庫
素材の持ち味で勝負する「刺身文化」
長寿国日本の食文化の基本――栄養バランスに優れた「一汁三菜」
お正月のおせちは「一汁三菜」の豪華バージョン
しょう油、日本酒、つけもの――世界有数の「発酵文化」
みそは日本人の食生活に欠かせないスーパーフード
自然の生命力を宿した「五味五色」を味わう知恵
日本のだし文化の要は「Umami=うまみ」
世界で最も種類が豊富な「和包丁」
「すし」は江戸時代のファストフード

第6章 なぜ日本人は「術」より「道」を極めることを大切にするのか?――あくなき求道心
なぜ武道や芸道は術ではなく「道」なのか?
型を真似て、型を破り、型を離れる――武道や芸道の基本は「守破離」の精神
最後まで気を抜かず余韻を残す――武道と芸道に息づく「残心」
ガッツポーズはご法度!――勝敗より勝ち方が問われる武道の精神
神事や宮廷行事だった国技「相撲道」
術ではなく道を極める「柔道」
礼に始まり、礼に終わる「剣道」
武士の生き方を体現した「弓道」
「空手道」はカンフーとはまったくの別もの
本来のスタイルをアレンジする「真・行・草」
草花に命を見出す「華道」
香りを嗅ぐのではなく聞く「香道」
客人への「おもてなし」の心が息づく「茶道」

第7章 なぜ日本は驚異的な復興を遂げられたのか?――弱点も強みに変える工夫力
終戦の焼け野原から奇跡の復興
度重なる自然災害に耐えた粘り強さ
狭い国土と自然災害リスクを糧に築いた世界一の土木・建築技術
地震に耐える高層ビル群の免振技術は古代からの知恵
震災でも無傷だった「東京スカイツリー」の凄い技術
環境に配慮したスマートなビル解体工法
湿気の多い土壌から生まれたノーベル賞級の大発見
日本のものづくりの神髄――ものに魂を込める日本刀
日本の精神性と西洋の知恵を融合した「和魂洋才」
中国由来の漢字から「ひらがな」「カタカナ」を独自開発
中国由来の金魚を日本独自に品種改良
世界有数の農産物の改良技術
あんぱん、カレー、ラーメン、オムライス――輸入食も日本のソウルフードに
サードウェーブコーヒーも缶コーヒーもルーツは日本
プロダクトエンジニアリングよりプロセスエンジニアリング
日本流を活かしつつお国事情に合わせて賢く「現地化」

おわりに
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