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聖ヨハネが仕掛けた謎 福音書は推理小説だった? ポップでカルトな宗教ミステリー。 目 次 序章 福音書の謎、あるいは仔羊と狼 「イエス・キリストの受難と復活」を演出したのは、イスカリオテのユダだった。 第一章 彼とあたしの個人的事情 あたしは高校二年の夏休みが始まってすぐ、模擬試験を受けにゆく途中の駅の階段を転がりおちて救急車で運ばれ、そのまま入院した。 第二章 奇蹟の舞台裏 「だけど、ヘロデとピラトが黒幕だとしたら、もはや何でもありという感じではないですか?」 第三章 穢れの祭司 「彼の場合、徴税人や罪人は哀れむべきもの、癒すべきものでしかなくて、『裸のつきあい』のできる対象ではなかったわけ。逆にヨハネ・アンデレ・フィリポ・ナタナエルの四人はおそらく『ヨルダン川の向こう側のベタニア』で病人の血と膿と排泄物にまみれて修行してきたから、そういうのは抵抗がないというより、むしろ面白がってるところがある」