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美しく老い、気高く死んでゆくために……。 瞑想者が綴る警鐘の書 同世代の女性にくらべはるかに奥が深く魅力的な雰囲気をかもしだしている彼女をながめ、わたしは胸を衝かれてことばをうしなってしまった。 ふと、てのひらほどの風のかたまりが、わたしの頬をよぎったかに思われた。 なまあたたかい、それでいて妙な悪寒を感じさせる、透明のボール状をしたかたまりだった。 千秋の頭頂から、そのボールは空中にながれでたのだが、過去に二度わたしは同様のボールが彼女のからだから宙にむかってとびだしたのを記憶している。 アストラル体の脳にできたしこりが氷解しつつある。 しこりがあといくつか外界に放出されれば千秋嬢は精神の病いから解きはなたれる……と異次元に住むわたしの師は言う。