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闘争しなければ生きることの出来ない現代人は、明日のことより今日只今の勝利が不可欠であって公害に苦しむ人間は敗者として葬り去ればよい。 「どうせ人間は一度の人生だから、地球が滅びようが後世の人間が苦しもうが、自分にとって関係がないのである」というのが現代人の本音であろう。 大体、公害の元凶は大量生産と大量消費にあるのだから、その国の経済が発展することと公害とは不可分の関係にある。 故に今日の生存競争の激しい時代は、公害をなくすることは全く不可能であるといわねばならない。 この意味で、人間の生存競争を強要した自由と平等の思想は、公害を生み出す真の悪魔といえよう。