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ピンピン生きて コロリと往く!
これこそ理想の生き方といえるのではないでしょうか。
こんにち、日本は確かに世界一の長寿国になりましたが、さてその中身はどうでしょうか。
 一生懸命に家族のために働き、少しでも会社に貢献すべく昼夜を問わずに働いてきて、そして子育てを終えてリタイヤする。
さあこれから残された人生を夫婦で本当に稔り多いものにしようと、充実感のあるイキイキとした生活を楽しまれるお年寄り。
 そういう方々に出遭うと本当にこちらまでが幸せな気持ちになります。人生における豊かさを感じます。
 ところが、そうでもない人達がおられます。
 人生の終着駅に向かってこれからというときに忍び寄ってくる影、それが「呆け」、老人性痴呆症です。
 本当にこれから自分のやりたい事を始めようとした時に呆けてしまう。これでは何のための人生か。しかも、そのまま寝たきり老人になってしまっては、自分自身が不幸なだけではなく、家族や周りの人までも不幸に巻きこんでしまいます。

前書き 目次 あとがき

本文70% 感想BBS 著者profile
Copyright (C) 2007 明窓出版, All rights reserved













 
         仲岡健二 著





 まっとうしませんか!ピンコロ人生





                                   明窓出版



















   推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































 はじめに

 最近、私はとても不思議に思っていることがあります。それはこんなに世の中の環境が悪くなっているにもかかわらず、日本人の寿命が延びているからです。日本人の平均寿命はここ数年来世界一の座を維持し続けているのです。
 でも、この現状をこれからも維持していくことができるのでしょうか。今私達を取り巻く環境を改めて見つめ直すと、答えは明らかにNOという気がします。
 バブルが崩壊してもう一〇年が経ちました。いっこうに景気は良くなりません。最近政府は景気は上向きになったと発表しましたが、おいそれ「はいそうですか」と素直に思えないのは私だけではなく、国民のほとんどのいつわらぬ気持ちではないかと思います。
論より証拠で今年は年初来株価は安値をつけております。
 景気が上向きといっても、ごく一部の情報、通信関連の企業だけが潤っているだけです。
 実際、殆どの企業が赤字か、なんとか決算上は利益を出したが実質は赤字であるというのが、いつわらざるところだと思います。事業規模を縮小し、資産の売却、リストラによって社員数の減少を計ることで、かろうじて経常利益を出しているのが実態です。      後略
























  目 次 まっとうしませんか! ピンコロ人生=健康塾


 はじめに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6

第1章  長寿国家日本の現状
   ☆日本はいまや世界一の長寿社会だが…しかし‥‥‥‥‥‥‥‥‥15
   ☆ダイナミックヘルスで人生をまっとうしよう‥‥‥‥‥‥‥‥‥18
   ☆二十一世紀は国民四人に一人が高齢者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20     
   ☆元気ですシルバー世代\\六〇代は恋の現役‥‥‥‥‥‥‥‥‥27
   ☆現代人は半健康人ばかり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥29
   ☆昔「反抗期」今「切断期」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥32


第2章  急増する生活習慣病
   ☆日本人の三大死亡原因‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥44
   ☆マクガバン・レポート(米国の若者を襲った突然死)‥‥‥‥‥47
   ☆何故、厚生省は「成人病から生活習慣病」へ名称変更したのか‥51
   ☆「生活習慣病」その原因とは‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥56


第3章  生活習慣病その元凶は活性酸素
   ☆病気の九〇%は活性酸素が原因であるって本当?‥‥‥‥‥‥‥63
   ☆活性酸素はどういうしくみで発生するのか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥67
   ☆活性酸素には四つのタイプがある‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70
   ☆こうして活性酸素は細胞を攻撃する‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥73
   ☆動脈硬化は活性酸素が深くかかわっている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥76
   ☆活性酸素が原因になる主な病気‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥81



第4章 活性酸素の発生原因
   ☆地球に酸素が発生したのは二五億年前‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥127
   ☆活性酸素はこんな時に大量発生する‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥130
      @激しい運動をするプロスポーツ選手≠ヘ短命か?‥‥‥ 130
      A水道水の塩素が怖い‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥132
      B過度の飲酒は百害あって一利無し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥134
      Cそれでもタバコを吸いますか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥137
      D地球環境はこんなに悪化している‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥144
      Eストレスは活性酸素を発生させる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥164
      Fこんなにある危ない食品‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥168


第5章 活性酸素から身体を守るためには?
   ☆活性酸素を除去し身体の酸化を防ぐのが一番‥‥‥‥‥‥‥‥‥177
   ☆活性酸素除去物質はこんなにある‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥179
      @抗酸化酵素‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥179
      Aビタミン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥181
      Bミネラル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥192
      C食物繊維‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥205
      D植物性栄養素‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥208
      Eその他抗酸化物質‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥222


第6章 活性酸素を除去し、より健康な生活を送るためには?
   ☆私たちの身体に必要な栄養素をバランスよく摂る‥‥‥‥‥‥‥230
   ☆増やそうCa減ら脂Naさい‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥238
   ☆四段ピラミッド‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥241
   ☆栄養素の桶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥242
   ☆野菜の栄養価が激減‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥244

   ☆食事で不足しがちな栄養素を優良な栄養補助食品(サプリメント) 
    で摂る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥247
   ☆良質な栄養補助食品を選ぶためのチェックポイント‥‥‥‥‥‥249
   ☆有酸素運動を習慣化することにより常に体力の向上を心掛ける‥251
   ☆ウォーキングがお勧めです‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥256
   ☆どんな環境におかれても、ストレスをためないように心掛ける‥259
   ☆ストレスは活性酸素を発生させる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥260
   ☆ストレッサーは大きく次のように分けられます‥‥‥‥‥‥‥‥261
   ☆ストレスをためずに、上手に解消するには‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥263
 あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥266






























第一章 長寿国家日本の現状






  ☆日本はいまや世界一の長寿社会だが……しかし


 今や、日本は世界一の長寿国家です。戦後五十五年で押しも押されもせぬ長生きの国になったのです。平均寿命で八〇、九歳です。ついこの間七〇歳を超えたと大騒ぎしていたのにあっという間でした。私の年代では凄いなと、いささか感慨深いものがあります。
 というのも私から上の年代の人達、すなわち六〇歳以上の方達が戦後の最も混乱した時期に少年期、青年期を迎え、過ごしたのです。それこそ満足に食べる物も、着る衣服もなかった。まさに家族が一丸となって明日の糧を求めていた時代です。今をばら色とするなら灰色の青春時代であったといえます。
 しかしそんな何もない時代を生き抜いてきた、その逞しさが今日長生きする下地を作ったのかもしれません。言い換えれば粗食が良かったとも言えます。
 また、地球環境も現在と比べると雲泥の差です。都会にいても空気は美味しかったし、水道の水もけっして不味くはありませんでした。
 しかし、なんといっても長生きする一番の秘密は「日本食」にあったように思われます。
 だから、少なくとも六十歳以上の人は長寿の素質が備わっているといえます。最近になって「日本食」が見直されていますが、まさに長寿のための条件が備わった食事だといえます。
 日本食の利点はなんといっても低カロリーです。穀物類を主食として、ビタミン、ミネラルが豊富だった野菜(残念ながら今の野菜は当てはまらない)、そして魚介類をたっぷり食べてきました。それぞれの栄養価に関しては後で詳しく述べますが、ともかく人間が長生きするための理想的な食事内容を備えていることは間違いないようです。
 最近、アメリカで日本食ブームが起っていることをご存知でしょうか。ダイエットに最も適しているということも一つの要因になっています。「寿司バー」が流行っているそうです。
 また、多くの病院で、日本食を採り入れています。カロリー摂取量が世界一のアメリカ人にとっては、日本食は最高のダイエット食であることは確かです。
 少し話しが横道に逸れましたが、「日本食」が今の長寿世界一を創りだした要因の一つであることだけは確信を持って言えるでしょう。
 話しを少し戻しましょう。確かに日本は世界一の長寿国になりましたが、さてその中身はどうでしょうか。
 一生懸命に家族のために働き、少しでも会社に貢献すべく昼夜を問わずに働いてきて、そして子育てを終えてリタイヤする。さあこれから残された人生を夫婦で本当に稔り多いものにしようと、充実感のあるイキイキとした生活を楽しまれるお年寄り。そういう方々に出遭うと本当にこちらまでが幸せな気持ちになります。人生における豊かさを感じます。
 ところが、そうでもない人達がおられます。人生の終着駅に向かってこれからというときに忍び寄ってくる影、それが「呆け」、老人性痴呆症です。
 本当にこれから自分のやりたい事を始めようとした時に呆けてしまう。これでは何のための人生か。しかも、そのまま寝たきり老人になってしまっては、自分自身が不幸なだけではなく、家族や周りの人までも不幸に巻きこんでしまいます。
 そうなるまでがいくら充実した人生を送ってきたとしても、最後になって台無しです。
 ですからそんな人生の終着駅を迎えないように心掛けたいものです。
 どうせ長生きするのなら、楽しくピンピン元気に生きて死ぬときはコロリとあの世へ行きませんか。それが私の提案です。そしてこの本を読み終えたころにはきっと貴方もピンコロ人生に向かって突き進んでおられることと思います。




 ☆ダイナミックヘルスで人生をまつとうしょう

 皆さんは、人間の身体が幾つぐらいの細胞から出来ているのかご存知ですか。六十兆個の細胞から出来ているそうです。そして約二〇〇日で新しい細胞に生まれ変わるのです。
 ところが、二十歳を過ぎ成長期を終えたころからは、生まれてくる細胞よりも死んでいく細胞の方が多くなっていくのです。例えば脳細胞ですが、大脳百四十億個、小脳一千億個合計一千百四十億個あります。この脳細胞も、二十歳を過ぎると毎日十万個は死んでいっているのです。時間にすれば1時間に四、一六六個消えていっていることになります。
 そう聞くとなんだか怖くなってきませんか。でも心配ご無用。毎日十万個ということは一ヶ月参百萬個であり、一年にすると三千六百五十万個。十年で三億六千五百万個、二十年で七億三千万個、三十年で十億九千五百万個です。脳細胞は一千百四十億個からすれば知れた数です。
 人間が生きている間に使う脳細胞はごく僅かで、我々凡人の場合は約三〇%程度です。従って殆どの脳細胞は未使用で終わるのです。もったいないかぎりですが、こればかりはどうにもなりません。
 さて健康というものを細胞側からとらえてみると、「六十兆個の細胞の一つ一つが元気である」という事です。少しでもおかしな細胞、弱った細胞があれば厳密には健康とはいえません。従っていかにして、いつもいきいきとした健康な細胞を維持していくかということがとても大事なことなのです。
 次頁の図を見てみましょう。タテ軸は健康、病気、死を、ヨコ軸は年齢を表しています。
 真中に太い幅でグレーゾーンをもうけています。私達人間は生まれたときは当然誰もが健康そのものです。もちろん、何らかの障害をもって生まれてきた不幸な人がいることも承知しています。
 そして殆どの人達が十歳前後から何かの病気を体験し、治癒し、また病気になり、治癒し、と、これを繰り返しながらやがて亡くなっていきます。多くの人達が通常こういうパターンで人生を終えていると思います。
 しかし、私が皆さんに提案したいのは、この太い線のように「生きている間は何の病気もせずピンピン元気に毎日を楽しく暮らし、そして亡くなるときにはコロリとあの世へ往きましょう」という人生を送りませんかということです。それは決して不可能なことではありません。
 それを可能にするのは貴方自身の心掛けしだいです。これからの世の中は自己責任の時代です。自分の健康は自分で管理するのです。それはちょっとした意識をもつことでいいのです、少しでも自覚することにより「ピンコロ人生」は可能です。そんなに難しいことではありません。
 最近では病気に何故なるのか、どうすれば防げるのか、私達素人でもちょっと勉強すればわかります。
 そしてこういう健康な生き方を「ダイナミックヘルス」といいます。
 どうでしょうか、少し心掛けてみませんか


 ☆二十一世紀は国民四人に一
  人が高齢者

 総務庁の調査によると昨年(平成十二年)九月十五日敬老の日現在で六十五歳以上の高齢者の推計人口が、平成十一年より七十四万人増え二千百九十万人になったそうです。
 総人口に占める割合も〇、六%上昇し、十七、三%になりました。
 いずれも過去最高の伸び率です。これは五、八人に一人が六十五歳以上の高齢者だということです。
 単純に計算してみても国民の働く世代五、八人が一人の高齢者を養っているという計算になります。いかに高齢化が進展しているのかが改めて浮彫りされました。
 しかも、国立社会保障・人口問題研究所の推計によりますと、六十五歳以上の人口は今後も増加し、総人口に占める割合は二〇一〇年には二十二、〇%に上昇。二〇十五年には二五、二%と四人に一人が高齢者になるという予想が出ています。

平均寿命も健康長寿も日本は世界一
 (二〇〇〇年)六月四日に世界保健機構(WHO)が発表した世界各国の平均寿命で日本は今回も世界一長寿国の座を維持した。
 ◎平均寿命  男性 七七、六歳
        女性 八四、三歳
        平均 八〇、九歳
 この数字で注目すべきことは男女の差が六、七歳もあるということである。まさに女性の強さをあらためてしみじみと感じます。実際亭主が亡くなったら、逆に元気になって、さて私の青春はこれからだとばかりに趣味や旅行を楽しんでいる女性を多くみかけます。
 男性の場合この反対です。女房に先立たれると、一気に老け込んで一〜二年後に追っかけるように亡くなるケースをよく耳にします。男の弱さ、女のしぶとさを感じるのは私ばかりではなく、男性陣は同意見ではないでしょうか。
 もっとも、女性が男性より長生きするのはいつの時代でもどの国においても共通しています。これまで、世界中の学者がいろいろ原因を突き止めようと、調査・研究をしてきましたが、どれもこれといった決定的な決め手に欠けていました。
 しかし、最近になって活性酸素に関する研究からいろいろなことがわかってきました。
 男性より女性が長生きする理由がじつはちゃんとあるのです。あくまでも予測ですが次のようなことだろうと考えられています。
 一つ目は、人間は空気すなわち酸素を吸って生きているわけですが、何もしないでじっと安静にしているときにも、心臓や肺、他の内蔵は常に活動をしています。このとき消費するエネルギー量を「基礎代謝」といいますが、この基礎代謝量は男性のほうが女性より十%程度多いのです。つまり、男性はそれだけ酸素を消費する量が多く、そのぶんよけいに活性酸素にさらされているというわけです。
 ここで「活性酸素」という言葉が登場してきましたが、活性酸素に関しては最近マスコミでもよく取り上げているので読者の中にもよくご存知の方が大勢おられるでしょう。別の章で詳しくお話ししますので、ここでは簡単に触れておきます。
 要は人が普段吸っている酸素の二〜三%が体の中で活性酸素になるのですが、この活性酸素が実は人間の細胞を酸化させたり傷つけたりするのです。
 そしてそれが原因でガン、動脈硬化など、様々な病気になることが最近はっきりしてきたのです。
 従って女性よりたくさんの活性酸素を身体の中に取り込む男性の方が老化するのも早く、病気に罹る率も高いのです。
 二つ目の原因としてあげられるのは、ストレスです。男性の場合は二十歳前後から社会に出ていろいろな出来事に遭遇し、悩みやストレスを抱え込みます。
 仕事上から来る様々なトラブルなど六十歳の定年までには相当の紆余曲折があります。
 これらのストレスも結果的には大量の活性酸素を発生させるのです。
 ストレスが原因で胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることは以前からよく知られています。
 この点女性の方は男性に比べて、ストレスは比較的少ない環境にいると言えるのではないでしょうか。勿論、最近女性もどんどん社会に進出してきていますからそれなりのストレスを受けているでしょう。
 しかし少なくとも六十歳以上の女性は結婚して家庭に入った人が圧倒的に多いと思います。家庭に入ったからストレスはまったく無いとは決して申しませんが、男性と比べればそのダメージは相当少ないと考えられます。
 三つ目の原因は女性ホルモンです。女性ホルモンのエストロゲンには、活性酸素を除去する抗酸化作用があることがわかったのです。逆に男性ホルモンは新陳代謝を活発にする作用があります。そのため、男性は活性酸素をよけいに発生させることになります。
 以上に述べた三つの要因でどうやら男性より女性が長生きするようです。

◎健康寿命
       男性 七一、九歳
       女性 七七、二歳
       平均 七四、五歳

 今年、世界保健機構(WHO)は平均で何歳まで健康に生きられるかを示す国別の「健康寿命」を初めて発表しました。合計百九十一カ国を調べており、日本は七四、五歳で、世界で最も健康に長生きできる国として平均寿命とともに位置づけられました。
 従来発表されていた「平均寿命」では、年令ごとの死亡率だけから計算されていたため、実際に健康状態がどうなのか、誰の世話にもならずに健康に生活をしているのかがわかりませんでした。
 今回発表した新しい指標である健康寿命は、平均してどの年令まで健康に暮らしていけるかを示すもので、病気や怪我で健康が損なわれている期間を平均寿命から差し引いています。障害の程度も考慮し、たくさんの人が重い障害に長い間悩むほど、平均寿命と健康寿命の差は開くことになります。WHOは今後、健康寿命を重点的に発表していくそうです。
 現在全国で寝たきり老人が何人ぐらいいるかご存知ですか、百万人います。痴呆老人(老人性痴呆症)は百二十万人います。昨年(平成十二年)四月から介護保険制度がスタートしましたが、この介護保険を申請した六十五歳以上の人の合計は、寝たきり老人、痴呆老人を含めて二百八十万人になったそうです。それが二千十年に三百九十万人、二〇二五年には五百二十万人に上る見通しです。


 あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
 このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。 

















 あとがき


 二〇〇〇年度の国家予算が八五兆円に膨れ上がり、なかでも国民医療費が三十兆円を占めるということを知って大変驚きました。なんと国家予算の三分の一近くを占めているのです。これが十五年後には六十兆円になるだろうと予測されています。その時、国家予算も同じように倍になるとはとても考えられません。このままでいきますと国民年金、国民健康保険は間違いなく破綻するでしょう。
 一方民間の方はどうでしょう。現在、厚生年金加入者がかなりの勢いで減少しています。株式会社や有限会社などの法人数は九八年度末で約二五一万社(厚生年金に加入すべき法人数)あるそうです。その内厚生年金に加入している法人数は九八年度末で約一六九万社だそうです。前年度に比べて約一万九千社減っておりますが、それよりも注目したいのは、厚生年金に未加入の会社がなんと八十二万社もあるということです。しかも会社が保険料を払えないということで厚生年金から脱退するところが続出しているということです。     後略
























編著者プロフィール      仲岡 健二



一九四一年大阪生まれ。甲南大学文学部卒。
大手広告代理店にて約三〇年にわたりAEとしてマーケティング戦略を現場の視点から構築してきた。早くから代替療法に興味を持ち二十三年前から独自のヨガ体操を実践している。
現在、成人病予防協会会員。
健康管理士として「健康セミナー」を中心に講演活動を全国で展開する傍ら、ウェルネスコンサルタントとして健康管理の指導を行っている。

問い合わせ先 健康塾
TEL.〇四二\三六五\〇五八四
E--mail kanaoka@jp.bigplanet.com
URL:httP://kenkoujuku . jp . epharmanex.com






















本の誕生秘話

 ●●●●●本の誕生秘話の中身●●●●●























関連書籍の紹介


参考文献
 この本を書くにあたって、多くの書物や報道関係から参考、引用させていただきました。
○「環境汚染」 石井一郎・石田哲朗 共著  環境汚染研究会
○「しのびよる化学物質汚染」 安原昭夫 著  合同出版
○「専門医がやさしく教える活性酸素」 近藤和雄 著  PHP研究所
○「恐るべき酸性雨」 谷山鉄郎  合同出版
○「沿道汚染」 前田和甫  光文社
○「図解雑学ダイオキシン」 露本伊佐雄 著  左巻健男 監修  ナツメ社
○「ビタミンがスンナリわかる本」 丸元康生 著  廣済堂出版
○「あなたに必要なビタミンを教えます」 安田和人 著  かんき出版
○「からだに効く栄養成分バイブル」 主婦と生活社 編者  主婦と生活社
○「専門医がやさしく教える注目の栄養素」 近藤和雄 著  PHP研究所
○「病気を治す栄養成分BooK」 永川祐三 著  主婦と生活社
○「改訂版 食品・化粧品 危険度チェックブック」 体験を伝える会 編者  情報セ
  ンター出版局
○「食品・化粧品は安全か。添加物のQ&A」 西岡 一 著  ミネルヴア書房
○「浄水機でビタミンSOS」 サプリ・エディションズ
○「たばこがやめられる本」 斎藤麗子 著  女子栄養大学出版部
○「酒・タバコ・コーヒー」 岡部和彦 著  女子栄養大学出版部
○「よくわかる農薬汚染」 安藤 満 著  合同出版
○「見てわかるファーマネックス」 石垣洋一郎 著  ニューライフ出版
○「IDNがあなたを守る」 ニューライフ出版編集部  ニューライフ出版
○「買ってはいけない」 船瀬俊介・三好基晴・山中登志子・渡辺雄二 共著  株式会
  社金曜日
○「薬より良く効くサプリメント・バイブル」 アール・ミンデル著  同朋舎
○「サプリメント革命」 佐藤富雄 著  合同出版
○「不老の探究」 大島 清 著  龍門出版社
○「健康管理士一般指導員 受講対策講座テキスト」日本医協学院・NPO法人 日本成人
  病予防協会監修
○「発掘! あるある大事典」 番組スタッフ編  関西テレビ放送 扶桑社
○厚生省、東京都庁の調査データー
○朝日新聞、日本経済新聞の報道記事等より
○週刊宝石、緊急ワイド「わが子の脳が破壊されていく」12年6月4日号より
○週刊文春、特集「わが子を犯罪に走らせぬために」12年6月5日号より
























読者感想文
みなさんからの素敵な感想文をお待ちしております。  編集部  
書き込みは
こちらからお願いします。
 楽しく読ませていただきました。私も今年6月に健康管理士一般指導員の資格を取ったばかりで、まだまだ予防医学の勉強をしなければならないと感じていましたので、たいへん教訓的な本でした。機会がありましたらご指導をお願いしたく思います。   (宮城県 T)