立ち読みOKページ
 ( 全内容の約20〜40%を表示しています)

もう、病気に無駄なお金は使えない!
 例えば「薬」。病院が薬を出す一番の理由は、「保険点数を稼ぐ事」であって、あなたの健康のためと言うのは二の次なんです。なぜか? それは病院と言えどもあくまで、「企業」だからです。でも果たしてあなたの体にとってはどうでしょうか?
体にはもともと自己回復の機能が備わっているのですから余計なものは体に入れない方が良いのです。
 「ただなんとなく」勧められるまま、言われるまま病院や治療院、エステティックに通っていては「良い金ヅル」にされてしまいます。これからは「賢く」ならなくてはいけません。
 健康は向こうから歩いては来ません。「自分で獲得するもの」なのです。

ホームへ 前書き 目次 本文70% あとがき

感想BBS 著者profile 関連書籍














 
         矢野剛敏 著





 健康ナビゲーション 道への道






















   推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































  はじめに



 あなたは自分の健康を支えてくれているいろんな物やサービスに対してどうお考えでしょうか? 何の疑問もなくただなんとなく「よさそうだから」とか、「この人が言う事だから大丈夫」とか勝手な思い込みをしていませんか? そうだとしたらちょっと危ないですね。たとえどんなに社会が発展したとしても(と言うか発展すればするほど)、自分の身は自分で守らないといけません。
 例えば「薬」。病院が薬を出す一番の理由は、「保険点数を稼ぐ事」であって、あなたの健康のためと言うのは二の次なんです。なぜか? それは病院と言えどもあくまで、「企業」だからです。企業である以上「利益」を出さなくてはなりません。今の日本の保険制度では、ちょっと厳しくなったとはいえ、薬を出した方が儲かるんです。だから出す。当然でしょう。「企業」なんだから。でも果たしてあなたの体にとってはどうでしょうか?「過ぎたるはなお及ばざるが如し」、余計なものは体に入れない方が良いのです。体にはもともと自己回復の機能が備わっているのですから。でもだからといって「飲むな」というわけではないんです。薬には偉大な力が備わっています。使わない手はありません。つまり「上手にお付き合い」したいという事なんです。病院に通うにしても、どこかの治療院に通うにしても、エステティックに通うにしても、「ただなんとなく」勧められるまま、言われるままにしていては「良い金ヅル」にされてしまいます。これからは「賢く」ならなくてはいけません。健康は向こうから歩いては来ません。「自分で獲得するもの」なのです。本書が、その選択に少しでも役に立てればよいと思います。

























              目 次


 はじめに 7
 あなたの健康は天然ものですか? 8

第1幕:この本のキーワード 21
    体の中の見張り役 〜自律神経〜 22 頭の骨と動きと骨盤の動き 〜頭蓋仙骨リズム〜 25

第2幕:仕事人の宿命? 「腰の痛み」 31
    ギックリ腰 〜筋肉と骨の引き離せない関係〜 33
    ギックリ腰 〜不治の病? 椎間板ヘルニア〜 39 ギックリ腰 〜もしかして内臓? 〜 47

第3幕:どーして体はシビレるの? 51
    あなたのシビレと電気コードの関係 53 ハイテク機械に「原因不明」といわれて 57
    冷えとシビレと自律神経と 60

  ☆ここでちょっと休憩小話1 〜ダイエット〜 64
    やけ食いの代償 64 太極拳の極意 68
第4幕:歩く事こそ最大の機能 〜膝の働き〜 71
    寝たきり・痴呆・さようなら 73 膝の防御システム 73 魔法の道具・包帯 76
    そこだけ治療の限界 79 本当に効くの? 何たら軟骨 83
    た、大変だー! 水が溜まった! 86

第5幕:歩こ〜。あ・る・こ〜。私は元気ー。「足の裏」のお話 89
    「ミルキング・アクション」ってなーに 91 心臓のつぶやき 93
    マッサージと低気圧 96 足のむくみと外反母趾 97

  ☆ここでちょっと休憩小話2 〜エステティックの裏事情〜 104
    なめんなよ! 105 あなたの笑顔は本物の笑顔? 109

第6幕:「何とかならないもんかな。この症状」 111
    ぜんそく治療の思わぬ副作用 112 あなたの薬を減らします 116 胃潰瘍のお話 118
    体に記憶されるストレス 120 あなたのめまいは「異常なし」??? 122

第7幕:体は一つ 129
    体のピンチ 〜顎の関節からの警告〜 131 「クセになる」のは誰のせい? 133
 付 録
 それでも「楽」したい方に! 「タオランス・エクササイズ」〜実技編〜 136
 呼吸を変えれば体が変わる(?)呼吸法「息吹」 137
    ストレッチエクササイズ1 138
    ストレッチエクササイズ2 139
    ストレッチエクササイズ3 あなたが日本人ならこれを! 140
    ストレッチエクササイズ4 肩こりに効く! 騙されたと思って…… 141
    ストレッチ・トーレニング・エクササイズ1 142
    ストレッチ・トーレニング・エクササイズ2 腰痛予防に「腹筋」。でもこれって…? 144
    トーレニング・エクササイズ1 146
    トーレニング・エクササイズ2 日本人は特に! 147
    トーレニング・エクササイズ3 「よっこらしょ」はもう卒業しないとね 148
    トーレニング・エクササイズ4 150

 あとがき 152
   「はじめの一歩」 154


























 まずはこれから読み進めていくうえで重要なキーワードがありますのでそれを説明していきましょうか。
「体の中の見張り役 自律神経」
 先ほど軽ーく触れてみましたが、自律神経とは「体の中の見張り役」なんです。やって
いる事は唯一つ。体の中の環境を一定にする事。これだけなんです。体温は何度ですか? だいたい35〜36度ぐらいでしょう。いくら外が暑いからと言って、いきなり体温が40度にはならないでしょう? 汗をかいて体温調節しますね。血圧も昼間活動しているときには高くなり、夜休んでいるときには低く抑えられています。なぜ? 昼間活動しようという時には体は酸素や栄養をたくさん必要とします。体の隅々にまで行き渡らせなくてはなりません。そんなときに血圧が低かったら(ポンプの力が弱かったら)、しっかり必要な所に血液がいかず、ちゃんと活動できません。逆に夜寝ているときに血圧が高かったら、せっかく休もうとしているのに、頭に酸素や栄養が行き渡り、頭が冴えてしまって眠れません。こんな状態が続いてしまったらどうでしょうか? 人は生きていく事ができません。こんな事にならないように体のリズムを見張っているのが自律神経なんです。

 この自律神経には二つの種類があって、ひとつは「交感神経」もう一つは「副交感神経」です。交感神経は主に昼間の活発な行動をするための体の環境作りを行い、副交感神経は昼間の活動で消費したエネルギーの補給や、疲れを取って明日の活力を蓄えるように体のコントロールをします。この二つの神経系統がちゃんとバランスよく働くように指令を出しているのが、脳の中にある「視床下部」という所です。この司令官の所に体の中のいろんな情報が集められてきて、その情報を元に自律神経に指令を出すのです。例えば血糖値だったり、体温だったり、酸素の濃度だったり……。こんなにいろいろな情報をどうやって集めてくるのかと言えば、血液が運んでくるのです。病院で血液検査しますね? それと同じ事を、いや、それ以上の事をしているのがこの視床下部なんです。ここでの検査の結果が、人に「アー。腹減った」とか「のど乾いたよ〜」とか「息苦しいなあ」とか言わせるわけです。この他、ストレスに対しても自律神経は目を光らせています。人にストレスが加えられるとどうでしょう。まず人はストレスを排除しようとして戦いの準備を行います。交感神経の出番です。血圧をあげ、血液を筋肉や頭に集中させ、血糖値を上げます。 「心臓バクバク。顔は青くなり、イライラモード」です。
 また、瞳孔を開いて目からの情報を多くし、気管を広げてより多く酸素を吸収しようとします。そしてこれを抑える働きをするのが副交感神経です。血圧を下げ、血液をおなかや皮膚に持っていき、血糖値を下げます。「休憩・リラックスモード」です。また瞳孔を狭くし、気管を縮め、人の活動を抑えます。でもこの2つの神経がお互いを牽制しながらバランスよく働いていれば良いのですが、ストレスの長期化によって、このバランスも崩れてきてしまいます。副交感神経が疲れてしまって、交感神経の慢性緊張状態が続いてしまうんです。そうなると交感神経は、体の筋肉を動かしている神経(体性神経)と脊髄の中で連絡しあっているために、体の筋肉に悪影響を起こしてしまいます。それが体にゆがみとして、また関節の固さとして現れてくるんです。自律神経と体性神経は脊髄を通じて影響しあっていますので、片方の障害はもう片方に障害を起こしてしまいます。しかし、これを逆手に取れば、筋肉や関節を刺激していく事で自律神経に良い影響を与える事ができるんです。その上で副交感神経の活性化をすれば、いろいろなストレス症状に対して、薬を最小限に抑えて、つまり体にやさしい治療ができるわけです。
「頭の骨(頭骸骨)の動きと骨盤の動き(仙骨):頭蓋仙骨リズム」
「頭の骨が動く〜? ウッソで〜!」といわれそうですが、この本を読んでいく上です
ごく大事な事なんです。まず、頭の骨はジーッと動かないんじゃなくって、いつも微妙ーに動いているんです。どうして動くのかと言うと、脳が膨らんだり縮んだりしているからです。頭の骨は実は15種23個の骨の集まりで、それぞれ動けるようになっていて、脳の動きを妨げないようにしています。「脳の動き〜? ますます怪しい」と思っているでしょう! ……いいんだベツに。動くんだから、本当に……。なんていじけている場合じゃない! 脳には「脳脊髄液」というものを作っている「脈絡叢」という場所があって、またその液体で満たされている部屋「脳室」があるんです。脳脊髄液が分泌されると、頭は微妙に前後が縮み横長に膨らみ、ある限界が来ると、分泌が止まり、今度は自然に液体が静脈に吸収されるので、今度は頭は前後が伸びながら、横幅が縮みます。そしてこの頭の動きにあわせて骨盤も動いているんです。正確には骨盤のパーツの一つである「仙骨」なんですが。どうして一緒に動けるかと言えば、硬膜という伸び縮みしない膜によってダイレクトにつながっているからです。だから、「頭の動きは骨盤に影響するし、骨盤の動きは頭に影響する」のです。このリズムの事を「頭蓋仙骨リズム」と言うんです。そしてこのリズムは体の隅々にまで波紋のように広がっています。このリズムがちゃんと整っていれば、「自然治癒力100%」なんです。だから体の一番根本的なリズムなわけで、この事と自律神経のバランスが密接に関係しているんです。副交感神経は頭と仙骨から出ています。このリズムの異常はすなわち副交感神経の異常なんです。ストレス(肉体的・精神的)にさらされ続けると、頭の骨の関節が固くなってしまい、このリズムを正常に保てなくなってしまいます。そうするともはや交感神経の暴走を止めるべき副交感神経は役に立ちません。そうなってしまうと、交感神経は脊髄を介して体性神経に影響を及ぼします。筋肉の異常緊張が起き、体にいろんな症状を起こしてしまいます。だから自然治癒力の回復のためにも、ストレスの解消のためにもこの頭蓋仙骨リズムの治療は必要なんです。

 このリズムが制限されてしまったら例えばどんな影響があるでしょうか? まずは脳の圧力が上がります。何せ脳が膨らもうとしている所を抑えてしまっているんですから。脳の圧力が上がると今度は血圧が上がります。脳の圧力が上がってしまったために、頭に血液が行かなくなってしまうので、無理やりにでも血圧をあげて血を脳に送ろうというのです。これをクッシング反射といいます。高血圧の原因になってしまうものです。頭蓋骨の動きが制限されると他にも体にとってのいろんな不都合が生まれてきます。脳からは12対の脳神経が出ています。匂い・目の動き・視覚・顔の表情やその感覚・耳の機能・おなかや心臓の機能維持。声の調子や舌の動き、味覚。食べ物を飲み込んだり……。これらの神経に影響が出るんです。脳神経も脊髄神経のように、骨のトンネルを通っています。その骨のトンネルに障害が起きてしまったらしまったらさあ大変! それぞれの神経が受け持っているからだの機能にも障害が出てきます。足がシビレるどころの話じゃありません! 人間が生きていくための「生命維持装置」に重大な影響が出てしまうんです。その意味からも、いつもこの「頭蓋仙骨リズム」は整えておかなくてはなりません。


 あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
 このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。 



















 あとがき


 最後にもう少しだけ言わせてください。 世の中には健康に関する情報が溢れています。皆さんの健康に対する関心の高さがうかがえます。このごろの健康についてのキーワードは、
「楽チン・安価・今すぐできる」
 この条件を満たしているものが、「食材」です。食材ならスーパーに行けば、手軽に安 く手に入ります。後は食材の組み合わせを考えて、料理すればいいことです。今までの生活のリズムを壊すこともなく、特別な出費もありません。日本にも「医食同源」の考え方が根付いてくるでしょう。とてもいいことだと思います。
  でも皆さんの考えている「健康は食にあり」というものは、中国などで言われているものとはなんだか違うような気がしてなりません。今までの食に対する考え方の歴史の差がそうさせているのでしょうが、根本のところで中国と日本では違う気がします。中国では食は文化です。だから常によりよいものを体に取り入れ常に自分を高めていこうという意識があります。書道などと同じように、食も「道」なのです。対して現代の日本の食は「和食」というとても素晴らしい文化があるにもかかわらず、それをないがしろにして、日本人の体質に合わない食事を「飽食」というか、ただ手当たり次第に食料をむさぼり尽くした結果、体に色んな影響を及ぼしているのです。そんな中で、ただ単に「動脈硬化にはこの食材を」「骨粗しょう症にはこれを」といわれてはそれに飛びつく。はじめの内はみんな目の色を変えて飛びつきますが、そのうち誰かが気づくのです。「別にどうってことはない、ありふれた食べ物だね」と。そうなるととたんに関心がなくなってしまうのです。所詮一時のブームでしかないんです。これではとても「医食同源」からは程遠いです。    後 略                         


























 著者プロフィール


 参考までに、タオランス整骨院院長のプロフィールを紹介させていただきます。

名前:矢野 剛敏(「ごうびん」じゃないよ、「たけとし」だよ)
生年月日:1973年1月10日
職業:治療家(あなたの眠っている健康力に「朝」を伝える人)
資格:柔道整復師(要するに接骨院の先生なのだ!)
   経済学士(大卒! でも経済学は、あまり役に立ちません)
   日本体育協会公認C級スポーツ指導員
趣味:空手(全日本空手道連盟公認5段!!)


 結婚して、男の子(開士:アキト)がいます(僕に似て、とてもかわいい)。
               ……以上です。

 そうそう、「タオランス」の名前の由来は、老荘思想の「道」を中国語読みすると、「タオ」。その意味は、「ありのままに・自然に」という意味。そして「ランス」は、「バランス」のこと。この「タオ」と「バランス」をくっつけた造語が、「タオランス」。そこには、「人間として、ありのままの(自然な)バランスを取り戻す」という創設者の「心」がこめられているのです。






















本の誕生秘話

 ●●●●●本の誕生秘話の中身●●●●●























関連書籍の紹介


参考文献

頭蓋仙骨治療        ジョン・E・アプレジャー著  (株)スカイ・イースト
頭蓋仙骨治療U       同右
オステオパシーの診断と治療 レイモンド・リチャードD・O・著 たにぐち書店
構造医学の原理(基礎編)  吉田勧持著           エンタープライゼス社
構造医学の臨床       同右
カパンディ関節生理学V   I・A・kapandji著   医歯薬出版株式会社
軟部組織の診かたと治療   岩倉博光監修          医道の日本社




 タオランスは、患者さんに負担を強いるような、必要以上の薬、また、必要のないレントゲン・各種検査を行っている病院、さらには、日本の医療体制に、立ち向かいます。人間の手による治療は、日常的に薬に依存している多くの人たちに、恩恵を与えることでしょう。
























 読者感想文

  興味深く拝見しました。仙骨と頭骨や脊椎と脳神経の関係、特におもしろかったです。出来れば書中にて矢野氏の治療法を詳しく知りたかったです。パンフでもきいてみようかな。   (裾野市 F)