心のオシャレしませんか 〜お母さんのためのポップフィロソフィー〜
今となっては相当に旧聞に属する話になってしまった。明窓出版の旗上げ間もなくのことだった。硬骨評論家である坂口三郎先生の本を出したところで丸山敏秋氏(倫理研究所の現理事長……会長かな?)からお声がかかった。氏の言葉として、坂口先生を取材し「致知」の誌面を飾る。その時に先生の本を紹介しましょう。とまあ、こういう縁だったと記憶している。
それが終わり、時々お会いする間柄になった。ある時「書きためた原稿があるんだけど読んでみますか?」「読んでみましょう」すぐに預かった。
今もそうだが、その頃はもっと厳しい明窓出版の財政状態だった。「売れるかなー」何日か迷った。2〜3人の知人にも読んで貰った。おおかたの賛同は得られたものの、もうひとつ踏み切れない。
そんなある夜、大分県の十菱麟先生(翻訳家であり、超越瞑想法の先駆者)から電話が入った。「いやー、素晴らしい原稿だ!よく手に入ったねー。少しも早く本にしなさい」。これで決まった。なんのことはない。著者である丸山氏のバックには巨大な会員さんが居るということをすっかり忘れていた。あっという間に3〜4刷りという有りがたい成果だ。とはいうものの「バックを期待しないでやってみたい……」との著者の言もあってか10万だ20万だとまではいかなかった。しかし明窓出版始まって以来のヒットであることは間違いない。
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