ノストラダムス、ノストラダムスの予言、ノストラダムスを知れば知るほど

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立ち読みなどは下のボタンをクリックして下さい。
『立ち読み』その他は下のボタンをクリックして下さい。恐怖の大王ことベスビオは6番目の月(乙女座)で活動を開始する。
ほぼ1ヶ月にわたるベスビオの前活動の全てをここに網羅。
ノストラダムスは約百四十詩をその1ヶ月の為に書き残していた。
全世界が変化を始める6番目の月。



前書き 目次 本文70%

感想BBS あとがき 著者profile


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池田邦吉著





21ノストラダムス2





明窓出版



















推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































まえがき

●●●●●まえがきの中身●●●●●

























目次




●●●●●目次の中身●●●●●


























第二章新法王と御一家






二ノ一世界が注目するベスビオの火山活動


新法王が何とかローマに落ち着いたところを見て、目をナポリに移そう。最初の大地震で壊れた建物から次々に住民が救助されているはずで、家を失ってしまった人々のためにテント村が設営されているだろう。余震が続く中で、ナポリ救援隊は困難を極めると思う。マグマは8月末には目視できるところまで上がってきて、真赤な池を作り出し、その先にナポリ市街が広がっている。世界中の目がベスビオの動向に釘づけとなっているだろう。

大きな都市で、一人の修道士と職人が、
港町の前に泊り込み、壁を造りに行く。
もはや秘密ではなくなった地下のマグマに対抗せんとて。
かつて作られし危険な断層の下から、その秘密が明かにされる。
(第6巻73番)

ナポリは百万都市でイタリア南部では最大の都市にして港町。よって右の一、二行目の都市はナポリと言える。そのナポリに一人の修道士と職人が「壁」を造りに行くという。その壁とは対マグマ防禦壁であることが、後半の二行を解くことによってわかる。
三、四行目の「秘密」というキーワードは前著164頁に示した第1巻70番の詩ですでに解いた。

フランスでは終りが始まる。
ある者の死が密かなる前兆現象によって。

つまり「秘密」とは地下深くにあって未だ目には見えないマグマのことであると。従って本詩では、
もはや秘密ではなくなったところの目に見える形でのマグマの話となる。その対マグマ防禦壁が作られる位置は地下の酒蔵から余り遠くないところらしい。三行目にcaveという言葉が登場しており、これは前著122頁に示した第10巻49番の詩で、

世界の楽園、新しい都市のそば、
山道の地下の酒蔵の中で、

と同じcave という言葉がでているのでそれとわかる仕組。その地下の酒蔵のある場所は昔の火山活動で作られた「断層」のある場所であると前著でも書いたが、本詩にも四行目に「断層」と訳せる言葉が書き込まれている。
さて、修道士一人とレンガ積み職人が壁を作り出すと、それを聞きつけたナポリ市民が加勢に入ると次の詩が述べる。

都市(=ナポリ)で男たち女たちが(マグマに)脅迫されて壁を造ろうとする。
敵は万力のような力でその都市を締めつけ、市長は明け渡す覚悟ができる。
風が人々と軍隊に強く吹きつけてくる。
石灰とほこり、火山灰によって追い出されるであろう。
(第4巻52番)

二行目の市長は当然ナポリ市長であるが、「明け渡す覚悟」ができるのは七番目の月(9/23〜)に入った直後らしい。爆発のほんの数日前と他詩が言う。
三行目の「風」はマグマの熱気による上昇気流であろう。海からベスビオの山頂方向へ強い上昇気流ができる。四行目のナポリ市民が追い出されるのは9月25日以降のことで、しかも逃げ出せる人は余り多くない。

共和国(=イタリア)の大きな都市は、
非常なる頑固さをもって避難に同意しない。
(恐怖の)大王が爆発音によって、その都市の人々を外へ追い出すだろう。
防禦壁を炎が舐め、その都市の人々は後悔することになるだろう。
(第3巻50番)

ノストラダムスが生きていた時代は王制国家で封建制度が全盛であった。共和制なる言葉も概念すら無かったであろうから、本詩一行目の「共和国」という言葉がすごい。現在、イタリアは大統領をいただく共和制である。そのイタリア共和国の大都市ナポリは政府が勧告する避難命令に従わないと言う。日本ではちょっと考えられない国民性である。しかもナポリの人々は「頑固」だと言う。政府になりかわって、ナポリの住民を追い出すのは他ならぬベスビオだと三行目が言う。四行目に「対マグマ防禦壁」が出てくる。役に立たなくなって初めて、人々はそんな物を作ったことを後悔するようになるらしい。
9月下旬に入ると、今度は外国の軍隊がこの壁を作る応援に馳せ参じ、大きな被害が出ると書かれているが、その話に入っていく前に、まだ書いておかなくてはならない話がたくさんある。

公爵と法王と女王が占拠している間に、
(ナポリ)市長は大事を忘れ、小事にこだわり、マグマの腕に捕えられる。
(ナポリ)襲撃の前に(マグマは)互いに食い合い。
(事情に)詳しい人の意見に従わず、泥沼の道へはまり込むであろう。
(第4巻38番)

公爵はベスビオのことで、別名「君主」、王は法王のことで女王とはエリザベス女王のことであろう。ベスビオはナポリの人々を占領し、ローマ法王とエリザベス女王はヴァチカンを占領している時に、という一行目の話。その時、ナポリ市長は小田原評定をしていると言う。こまかな話をしている内に、マグマはどんどん市内に入ってきてしまうと言う。今、ナポリ市長は女性である。その市長は無能な人らしい。頭の良い官僚にこういうタイプの人が多いと書けば、日本の官僚諸君から抗議の話が寄せられるかも。しかし、彼らはこんな気違いじみた本には手を出さないだろう。三行目は二つのマグマ流が、合流したときの話。マグマの流れは最初一つであるが、日がたつにつれ二つ目が現われ、9月下旬に三つ目が現われると言う。ナポリの人々は、マグマを見ても、「その内終る」とタカをくくっているらしい。甘いと言わざるを得ない。

敵に対するも学者は首尾一貫せず、
大野営地には病気が広がり、神父はワナにはまる。
ピレネー山脈とアペニン山脈は彼らを拒否し。
伝説の人食い鬼の妻が河の流れに近づかん。
(第6巻99番)

「敵」というキーワードはこの言葉が出てくる詩を全部集めてきて共通項を探すと「全人類の敵たるベスビオ」という解が得られる。人のことではないと書かれている。従って一行目の「学者」は火山学者のこととわかってくる。その火山学者達の言うことが首尾一貫していないので行政側はどうして良いかわからず、ただオロオロするばかりである。最初の大地震によって観測所共々、観測機器が破壊されてしまい、客観的データがないままに、火山学者達はそれぞれの主観を述べるだけなのだろう。イタリアの国家安全省のベスビオ対策長もナポリ行政官達も、厖大な国家予算を注ぎ込んできた学者の言葉を頼りにしているのである。ノストラダムスの預言によってではなく。
二行目の「大野営地」とはナポリの避難民収容テント村のことであろう。地震で家を失った人々でごった返しているだろうが、そこに病気が広がっていると言う。その二行目の神父とはローマ法王のことで「ワナ」というのはベスビオが作るワナのことだと他詩に言う。対マグマ防禦壁にベルギー軍とフランス軍を釘付けにして、全滅させるという話。その両軍共法王の身内の方々と言う。
三行目のピレネー山脈はフランスとスペインの国境になっている大山脈で、アペニン山脈はイタリア半島の背骨になっている大山脈であるが、こうした高い山々の都市は悪天候が続いていて洪水による避難には適さないという話だろう。
四行目は食料飢饉のことで、人食の始まりである。こうしたイタリアの惨状を見た各国は、何とかお役に立とうとアレコレ政策を建て始める。

三十日前にロンドンでは内密に企てがなされる。
例の王(=ベスビオ)に対抗して橋の企画をたてる。
彼らは人工衛星によってうんざりするくらい人々の死を見せられるだろう。
ローマ法王はドイツ出身のブロンドの男を昇進させる。
(第4巻89番)

「橋」というキーワードを追っていくと、それが船着き場の桟橋のこととわかってくる。場所はフランス南部のアグド港である。ナポリの住人をその周辺に船輸送しようという計画で急ごしらえの仮設桟橋を建設しにかかる。内密に事を運ぶという一行目の話から、これが政府としての仕事ではなくて、女王の命によるイギリス王室の企画ではなかろうかと想像する。新法王を喜ばせようという女王の気づかいだろう。で、その桟橋が完成するのが9月25日頃と他詩で読め、その30日前というと、8月26日前後ということになる。最初の地震から数日後であることから、その対応は極めて早いと言わざるを得ず、火山学者の言うことを信頼した上での対策とすれば、ロンドンの火山学者が非常に有能な方だと思わざるを得ない。ベスビオの活動がまだどうなるかわからない内の対策であるから。その桟橋は一つや二つでなく、計八本作られると他詩にあり、非常に大型の船でいっぺんにナポリ住民を避難させようという企画が見える。三行目の「人工衛星」と訳した部分の原語は「サテライト」と読めて馬車しか乗物がなかった時代に、こんな言葉を書き残していたノストラダムスの透視能力のすごさを感じるところである。
四行目の「ドイツ出身のブロンドの男」が新ローマ法王の甥で、枢機卿に昇進させ、ヴァチカン内閣の最重要ポストに就かせるらしい。これが「ローマの人々にとって余りにもふさわしくない人物」で、しかも「うらみ、ねたみ、うらやみの君」である。
イギリスはこのように避難計画を立案し、フランスは法王の日々に寄付する以外、火山観測用の無人飛行機を用意している。

動物が人間によってやっとの思いで飼いならされる。
ジャンプして跳び上がり、話しはじめる。
乙女座にて轟音が不吉に響きわたる。
大地は捕えられ、宙吊りにされるだろう。
(第3巻44番)

この動物は他詩に登場する「鷲」の話と考えられる。その名もイーグルという無人観測機である。ベスビオの火山観測網が崩壊しており、かわりの観測機器が必要とされているとすれば、このアイディアは正解といえる。
三行目の轟音はマグマ上昇に伴う地鳴りのことである。乙女座の初めから活動が始まるのであるから、乙女座ではずっと地鳴りがしていると考えて良いだろう。ただし、ナポリにいる限り聞こえる音ではある。

シャンパーニュ地方ではたいへん長い期間、雨が続く。
大旱魃によって作物が不作。
雄鶏(=フランス)が鷲を見る時、イスラエルでは災害が実現されている。
レオン14世が苦境に陥る。
(第3巻52番)原詩は前著の195頁に示した。

フランスでイーグルという無人機を火山観測用に改装し終るころ、イスラエルでは大洪水下になっており、ローマのレオン14世も苦境下にあると言う。就任早々、サンピエトロ大寺院の水かき、地震による修復工事、そこへもってきて、招かれざる客、次男の面会とあって、日々大変な新法王である。
このようにイタリア以外の国がイタリアの救助作戦をしようとしている間、当のイタリア政府が何かしている詩がまったくない。このことが長い間なぞのまま残されていたが前著で示したように、ベスビオの最初の地震が非常に大きくて、イタリア全土にその被害が及んでいると考えれば納得いく話となる。つまり、イタリアの政治家も行政側も国民ともどもに被災民と化しているのである。


あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。


















あとがき

●●●●●あとがきの中身●●●●●
























著者プロフィール

池田邦吉(いけだ くによし)

1947年2月6日、東京都生まれ。
'69年、東京工業大学建築学科卒業。'87年、一級建築士事務所・(株)アーキコスモを設立。建築家としての道を歩んだことで、物理・化学・地震学など、ノストラダムス解釈には必須の学問が身についた。天文学は子供の頃からの趣味だが、プレート・テクトニクス理論などは、建築をやっていなければ、決して近づかなかった分野である。
ノストラダムスを研究しはじめたのは'87年からだが、'93年になって預言詩の中に自分の誕生日でもある“2月6日生まれ”の者が世紀末近くに『預言書』を解くだろうとあるのを発見、解読に没頭することになる。'95年に『預言書』の原典を入手、飛躍的に解読が進むことになる。
'96年「ノストラダムス研究所」を設立、'03年「21 ノストラダムスNO1、NO2、NO3」を明窓出版より発刊。






















本の誕生秘話

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